サーモスタットの動力は?
WAX(パラフィンワックス)を利用したサーモエレメントです。
WAX(パラフィンワックス)とは?
石油の精製過程で産出されるもので、ロウソクのロウと基本的に同じものです。さらに細かい温度幅に分流精製したものを使用しています。
サーモエレメントの作動原理は?
金属ケースの中にWAX(パラフィンワックス)を封入してあり、温度上昇により中のWAXが融けて体積膨張します。この体積膨張分でピストンを伸ばします。 【もっとわかりやすくご説明いたします】
サーモエレメントを利用した製品は?
自動車用としてはサーモスタットをはじめ、住宅用のサーモシャワー(お湯と水の混合)・温水床暖房用の制御バルブ・給排気口・風向制御などに使用されています。住宅用などに使用されています。
サーミスタとは?
サーミスタは熱に敏感な抵抗体で温度の変化につれてその抵抗値が極めて変化する抵抗体です。特に負の温度係数を有しているNTCサーミスタと呼ばれるものは、金属酸化物を主原料として高温焼結して得られる半導体セラミックスです。この他、正の温度係数を有しているものは、PTCサーミスタと呼ばれています。
感温アクチュエータとは?
感温アクチュエータとは、温度を感知して駆動する動力装置で、代表的なものでサーモエレメントや、形状記憶合金がもつ「温度により予め記憶された形状へ復元する力」を利用した、コイル状に加工された形状記憶合金バネがあります。